自宅のPCでは数年前からAvast!というアンチウィルスを利用しているのですが、
ふと設定を見直してみるとSSL通信もチェックしている。
この点は非常に悩ましいのだが、SSL通信経由でマルウェアがやってこない保証は無い。(例えばメールとかSSL通信でもマルウェアが送られてくる。)
しかし、暗号化している通信をチェックすると言うことは、通信を復号しているわけで、原理的には某PCメーカーで問題になったアドウェアと同じ訳です。
そう、せっかくSSLで暗号化して送信しているパスワードとかがAvast!にはもろわかりな訳です!
ちょっと気持ち悪いので、SSL通信はチェックしないようにしてみた。
そうするとなんということでしょう。
ちょっと奨学金に関する手続きをしようとスカラネット・パーソナル-JASSOにアクセスしたら、アクセス出来ないじゃないですか!
はい、FireFoxが通称POODLEと呼ばれる脆弱性の対策をした結果、SSLv3は安全じゃないということで通信させない訳です。
ついさっきまでアクセス出来ていたのに、急にアクセス出来なくなるスカラーネット。
そう、今まではAvast!がFireFoxより先にSSLを処理していたから見えていたわけですね!
特に落ちは無い。