形で止める
最近仕事やらレポートやらを理由に杖の稽古をさぼりにさぽっていた。
レポートが全く終わらないわけだが、体を少しは動かさないとレポートも進まないよね!とか、まもなく県大会だし稽古ぐらいしなと!とかなんだかんだと自分を鼓舞して久々に稽古にいった。
流石に久々すぎて、衰えが目に見える。
まぁおっさんの趣味の習い事の範囲ですから衰えたとはいえ、前から出来てないじゃんといわれればその通り。
そんなことを考えながら、一つ思い出したのが杖の打ち込みについて。
打ち込むと杖先が揺れる。
無駄に力が入っているせいだと思い、前から気をつけているがなかなか治らない。
で、今日ふと、杖は手で止めるのでは無く、形で止めるという言葉を思い出した。 もしかすると、細かな言い回しは違ったかも知れないが、ようは杖は打ち終わった形で自然に止まるものだという事を思い出した。
打ち終わった時の形を意識する事で、杖の揺れが抑えられてきた。
つまり、打つという事を意識しすぎて、目標を越えても振っているから戻す部分がある。ちょうど良く打った後の形を意識する事で、無駄に打ち下ろす部分がなくなる。
そうすると、連鎖的に間合いだとか何処を打つのかといった意識につながり、何となく分かった気になって面白い。
とはいえ1時間程度の稽古すら体力が持たない。 帰ってから寝てしまい。レポートが全く進んでいない・・・やばい。