教えるときに大切にしていること
今日は、夕方は杖の稽古、夜は大東流の稽古の日。
最近大東流の稽古では、後輩に技を教えているのですがそのとき大切にしている事を少しメモ。
基本は
- やってみせる
- 説明する
- やらせてみる
- 修正
という手順。
その中で大切にしていることは。
- 教えすぎない
- 考えさせる
の二つ。
1.教えすぎない
特に入ったばっかりで基礎が身についていない人には教えすぎない様にしてます。
少なくとも後輩に教えられる程度には、後輩より先に行っているので、あれもこれもこうした方が良いのにと思えるのですが、気づいたことを一つ一つ伝えていると教えられる方がいっぱいいっぱいになるし、すべては覚えられないので、変に混ざる。
多少のことは目をつぶり大きなところから2~3教える程度にとどめるのがちょうど良いと思う。
とはいえ、教えすぎるんですけどね。
2.考えさせる
武道の技は何度も練習して身につけるモノだと思っていますが、何も考えずにやるよりも、目的を意識しながらやる方が、覚えやすく、身につくと思っている。
なので、一方的に伝えるのではなく時折発問を混ぜて、考えながら稽古をしてもらう。
例えば、技の説明をしてもらったり、目標は何なのか質問したりするわけです。
そういえば、すでに教えた事を思い出して欲しいので何も説明せずに唯々技を受けたり、手本を見せたりしている時に、教えたいことに気づいてくれると嬉しい。
割とそういうときに質問してきたり、教えたいことに気づける人は少ない。