今日は、本の紹介
杖道では、太刀は師の位といいまして、稽古においてその技量は非常に重要なのです。
というのも、太刀が正しく切り、受けない事には杖が正しい動作を稽古が出来ないからです。
とはいえ、杖道だけを学んでいるとなかなかに太刀遣いというのは分からないもので、
私も師匠や諸先輩にそれでは切れないと注意を受けてばかり。(師匠や諸先輩は居合いを学ばれている)
そこで、知識だけでも補完しようと購入したのがこちら
- 作者: 松井健二
- 出版社/メーカー: 体育とスポーツ出版社
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
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現在、杖道の本を手に入れようとすると、松井先生の本ばかりなので、 気づけば松井先生の本を3冊も持っている。 (余談だが、杖道を始めてから、初めて習っているモノの本を買った。もちろん学校の勉強はのぞくのだけど)
さて、この本は杖道の太刀遣いについて書かれた本で、古流と制定の太刀遣いを例にあげながら、太刀の持ち方や体の使い方を説明しており、また、簡単に稽古方法の紹介もある。
一読の価値はあると思う。
ただ、何となく好き嫌いがあるかもしれないとは思う。