ネタがない日は本を紹介してすごそうと思っているのだけれども、
本を紹介しようと思うと、ついつい良さをアピールしたいので、
時間が欲しいとなってしまう。
それでは続かないので、しっかり紹介したい本をカジュアルに紹介してみようと思う。
今日紹介したい本はこちら
- 作者: 結城浩
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/12/12
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (8件) を見る
結城さんの数学文書作法です。
結城さんの本といえば、読みやすくわかりやすいことに定評があります。 数学ガールシリーズなんかは中学、高校の頃に読みたかったと思わずにはいられない傑作かと。
個人的にはPerlクイズのメルマガに始まりプログラマの数学、暗号技術入門-秘密の国のアリスと進んでいった感じですね。ちなみに暗号化技術入門は「新版暗号技術入門 秘密の国のアリス」と新しいのが出てます。
数学文章作法 推敲編の話に戻りましょう。
取りあえず今日は、カジュアルに紹介すると言うことで、適当に開いたページを引用してみたいと思う。
また、語句は意味が明確に一つに定まるもので無ければなりません、すなわち、読者が「この語句はこういう意味だ」とはっきり分かると言うことです。
(数学文章作法 推敲編 (ちくま学芸文庫) p057)
語句の吟味について書かれた章からの一節です。
そして、この一節からも分かるとおり数学文章作法というタイトルではありますが、数学に限らず人に読ませる文章を書く上で考えたい事が多数かかれております。
(買う前に立ち読みする派の人は、はじめにを読めばどういう本か分かると思います)